昨日はもうどうしても漆を買いにいかないとどうしようもない状態になったので
いざ鎌倉!でした。
途中の峠の崖の上からウツギが咲いていて綺麗でしたっ。
急な坂の途中で数人のおじさんたちがスマホのナビとか地図とか色々広げて
道に迷ってる風だったので、道案内大好きな私は聞かれもしないのに
どちらにいらっしゃいますか?などと声をかけたのでしたっ^^
こんな急坂に来ちゃって鎌倉街道はどこだ??ということだったらしいです。
坂を登って降りたところが鎌倉街道だと説明したらすごくホッとしたような感じでした。
それほど厳しい坂で、この先どこへ行っちゃうんだろう??と思うのも解りますっ^^
こういう時は誰にも会いたくないな~と思うけど
何故か知り合いに会うのだ。
そして何しに行くの?と言われるので漆を買いに。。というと
漆なんて、そんなの買わないでもっといいのがあるから、分けてあげるよ。。ってことになるのだ。
それが怖い^^;
普段あまり使わない人にとっては全然便利です。
気前よく良いのを分けてくれる人は、大抵桶で買ってるので
ご飯茶碗に小分けしてくれるのです。
茶碗に漆を入れて持たされても結構困るんだなあ~^^;
というわけで誰にも会いたくなかったけど、二人に会った上に案の定同じ質問をされたのでした^^;
薄~い和紙があったら、それに毛を貼って頭に付けたらどうだろう??と
誰でも考えることを私も考えました。
和紙和紙・・・・と思って、そうだ!鎌倉に和紙屋さんがあったな。。ということで
行きました。
相談してみると、、これが一番薄くて繊維が強い和紙だということでした。
しかし、お値段がーーーーー
ほぼA4サイズ一枚で500円だそうです
ま、一枚買えば一生使えるから良いんですけどサ・・・・・
ということで一枚買いました。
なんと漆濾し紙だそうな。
ああ、漆を買う時に一緒に買えば良かったじゃん^^。と後悔しましたが、
最近は漆濾し紙も和紙100%のは少ないというか無いくらいじゃないかと思うので
まあいっかな。
そういえば、昔漆工房で濾し紙をやたら大切に使ってたのを思い出します。
高かったんだなあ~。
キャンディーの包み紙みたいに両方を少しづつ絞って中に入った漆を濾すんですが、
一気にやると紙が破れていけないのでコツコツと時間をかけて絞って濾してました。
漆は色々大変ですわあ~。
やはりペンキはベットリはしてるけど、長持ちしそう~という予感はします。
わたしは、こういうのをコツコツと塗り続けるのが案外好きなようで、
また半年に一回塗る予定しとります^^
白っぽい色にしたので海辺みたいな照り返しでやたら眩しいです。(目に悪し^^;)
リアルな顔のお雛様は久しぶり?なんですが、
品よく可愛くなってきたような気ィします。
扇は手で持つのが普通ですが、
持たせると手が壊れやすくなるので持たせないようにします。
手というのはどんなものでも一番壊れやすい^^;
ありがとうございます。